自然素材エコリフォームのご提案

【エコインテリアの大切さ】

数年前からシックハウス症候群、化学物質過敏症について論議されるようになりました。 住宅が工業生産化されたことも一つの要因かと思われます。 高気密、高断熱化された空間に化学物質だらけ(住宅に多用するのは日本くらいです)の材料を使用することにより、住み手の健康を害する結果となりました。 インテリアをデザインすることは、機能的・美的に心地よい空間を作ることですが、また直接目に見える以上の責任も負っています。 そのデザインは、環境と人の健康に責任を持つものでなければなりません。 エコインテリアは健康や環境を害さない(やさしい)エレメントによる室内空間です。 インテリアの仕事をするものの責務であると同時に、一人の母親として子供たちに安全な環境を提案していきたいと思います。 特に子供の体の機能(中枢神経、免疫、消化器など)は大人と比べて傷つきやすいので、室内環境の一層の注意が必要です。 一人でも多くの方が、この大切さに気づいていただければうれしく思います。

【シックハウス症候群って?】

新築した家に住み始めてから、目がチカチカして痛くなり、ひどくなると頭痛、耳鳴り、ぜんそく、アトピー性皮膚炎の悪化などさまざまな症状が出ることがあります。 このような症状がシックハウス症候群とよばれています。 生活しはじめて1〜2年、もしくは何年も生活してはじめて症状が出る人もいますので、いままで原因不明とされてきました。 私たちは一日のうちおよそ80%を屋内で過ごしています。くつろぎの場であるはずの場所が、有害化学物質で汚染されているとしたらどうでしょうか? 早くからこの問題の研究を重ねてきた、元北里大学教授の石川氏はこのように言われています。「人間の体はコップと同じです。 蛇口から注がれる水をコップが受けとめるのと同じように、有害な化学物質は体内に蓄積されある一定量までは許容されます。 しかしその人の適応能力を超えるとコップの水があふれだすようにさまざまな症状が出てしまうのです。」


室内汚染が人体に与える影響

【シックハウス症候群の原因】

昔のように隙間風が通り抜ける家屋は少なくなり、住宅の高気密・高断熱化が増えました。 そのことにより、室内空気の還流が少なくなりました。 そして、施工が簡単で素早く仕上がり低コストの新建材などが多用されるため、その中に含まれる有害化学物質が影響を及ぼしてきました。 仕上げ材や合板など内装のほとんどが化学建材です。 それから防ダニ剤や床下のシロアリ駆除剤などは強い農薬で、有機リン系の化学物質が使われています。 次には、十分に換気されず締め切った部屋が増えてきたことも原因かと思われます。 これらに対して原因究明に取り組んでいるものの、症状の個人差があることや化学物質の多さなどがあり、まだ十分に解明されておりません。

尚、殺虫剤、農薬又はビニールクロスなどに含まれる可塑剤の害につきましては、
内分泌かく乱作用が疑われる化学物質のデータ集のサイトをご参照ください。
人体には、環境ホルモンを含め数百種類の化学物質が蓄積されているということです。
環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)により一番影響を受ける時期が、胎児期と乳児期です。
この現実は、わずかこの半世紀で造ったものです。 このようなことから多くの女性のかたに関心をもっていただきたい深刻な問題です。


有害化学物質を発生させる建材

【エコリフォームのポイント】

【1.】壁、床、天井など面積の大きい場所を天然素材又はエコ仕様にする。
(例:床材 無垢のフローリング、コルク、リノリウム、ウールカーペット、畳など 壁・天井材 コットンクロス、紙クロス、エコペイント仕上げ、珪藻土、シラス壁、漆喰、和紙、無垢板材など)

【2.】塗料、接着剤など室内空間に影響の大きいものは天然系又はエコ仕様にする。
(例:蜜ろうワックス、柿渋など自然塗料、エコペイントなど)

【3.】家具もVOC(揮発性有機化合物)ゼロのものにする。
(例:自然塗料仕上げの家具など)

【4.】カーテン、じゅうたんも天然系のものかVOCゼロのものにする。
(例:オーガニックコットンカーテンなど)

【5.】地元で信頼できる施工業者、又は第三者機関NPO法人生活環境協会などに相談する。

【6.】五感を使って実物をチェックする。
すべてのエコ商品がすべての人に合うとは限らないので、実物を見て、嗅いだり、さわったりしてから決める。見本を取り寄せ確認するか、 体感できるショールームやモデルハウスなどへ行き確認する。

【7.】家を育てていくという意識、手をかけ磨いていく。
エコインテリア、リフォームを実践することは、健康によいことであると同時に家の寿命を延ばし、結果として環境保護につながる。

空気浄化作用のある観葉植物として、科学者たちによって一定の評価を得ているものは、ゴムの木、アロエ、イングリッシュアイビー、ゴールデンポトス、アマリリス、ガーベラなどがあります。 カビに気をつけ観葉植物を室内に置くことは、空気浄化だけでなくマイナスイオン効果や癒しの効果も期待できるかと思われます。


施工例
壁、天井 ルナファーザー+エコペイント仕上げ
天然無垢フローリング+蜜ロウワックス仕上げ
家具 自然家具
ファブリック類 オーガニックコットン
その他 壁紙用天然糊、天然接着剤、自然塗料


【エコ商品のご紹介】

ルナファーザー壁紙
天然の紙を素材とした塗装用壁紙です。ホルムアルデヒドなど人体に有害な物質は発生せず、廃棄時にも土に還る材料として環境に負荷をかけません。 10回程度塗り重ねることが出来ますので、お部屋の模様替えも簡単です。 呼吸する壁紙ですので通気性、吸湿性に優れています。

壁紙Duro
北欧で生まれた人と環境に優しい壁紙。ホルムアルデヒド、重金属類、可塑剤など人体に有害な成分を含まず、燃焼時に心配されるダイオキシンも発生しません。 塗料には水性塗料を用い、仕上げにも水性ラッカーを使用しています。通気性に優れる紙壁紙でありながら、耐水性に優れますので水回りへの使用も可能です。また壁紙の表面を水拭きすることもできます。 北欧の柔らかな色彩とデザイン、質感が素晴らしい壁紙です。

織物壁紙
人に地球に優しい自然派壁紙。素材は綿、麻が主素材で独特な味わいがあります。 可塑剤、溶剤を一切使用せず、VOCなどの人体に有害な揮発性物質も含みません。 吸放湿性にも優れ、また織物壁紙は柔軟性があり、地震時などのクラック(ひび割れ)の緩和効果にも役立ちます。 そしてカラーバリエーションも豊富(全148種)ですので、住宅はもちろん公共施設などにも多用されています。

月桃壁紙
沖縄では月桃は最も身近な植物として利用されてきました。葉には防虫、防菌、防カビの効果があり、虫除け剤、カビ除けとして利用されてきました。また強靭な繊維を持つ茎は、サトウキビ縄として利用されてきました。 月桃壁紙は和紙のもつ耐久性と強度に加え、表面に樹脂加工を施しています。それにより撥水性、防汚性がありキッチンなど汚れやすい場所にも使用できます。この他に自然素材を活かし表面処理を施さないもの、耐水性のある障子紙などがあります。 ナチュラルな素材感が、室内を印象的に演出します。

コットン壁紙 ニューパピウォール
自然素材のコットンを主原料とした施工性も良い紙壁紙です。 人体に有害な重金属類は含みません。 そしてコットンならではの素材感があり、汚れが付きにくく拭き取りやすくなっています。 この上からペイント仕上げも可能です。

新内装材・モイス
古来からの天然素材「土壁・木」を進化させた内装材です。天然鉱物・バーミキュライトが主成分で、使用後は土に還ります。そして多孔質で吸放湿に優れ、モイス自体がアルカリ質のためカビなどに抵抗力があり繁殖を抑制することができます。接着剤を使わず施工できるため健康的な室内空間が実現できます。また木質のような柔軟性、曲げ性能を持ちインテリア・内装の様々なデザイン対応が可能です。

西洋漆喰・フランス壁
南仏プロヴァンスの石灰岩をベースに作られた、人にも環境にも優しい室内専用塗り壁です。施工時も安全に作業ができ、居住しながら施工するリフォームにも最適です。調湿効果、消臭効果、静電気防止などに優れ、ノーブルで鮮やかな色調と様々なテクスチャーを楽しめます。またフランスでは、準不燃を取得し耐火性にも優れます。下地を選ばず、プラスターボード、木、モルタルなどどんな下地にも使用可能です。
*他に外装仕上げ材シリーズもあります。

薩摩中霧島壁
中霧島壁は、九州南部に広く分布する火山灰「シラス」を精製・加工し左官壁に応用した高耐久性素材です。消臭・調湿機能、独特の美しい風合い、和洋を問わぬデザイン性に優れています。空気清浄機いらずで、シラスの成分中のチタンに光りが当たると、「光触媒」が生成されます。光触媒は不純物の分解・殺菌能力があり空気は常に浄化されます。他に耐火性、吸音性、保温性などの機能もあります。主原料・副原料ともに自然素材。化学物質ゼロの安心感、アトピーや喘息過敏症でお悩みの方にも安心です。

珪藻土内装仕上材
珪藻土とは植物性プランクトンが化石化したもので、昔から火に強い土として七輪・コンロなどの原料に使用されてきました。主成分はガラスと同じ珪酸質で無数の孔があいている超多孔質です。調湿性天井、壁材として吸湿・放湿を繰り返しながら部屋の湿度を調整する機能に優れます。ホルムアルデヒドや揮発性化学物質を発生しないため室内の空気は汚染されず、清潔な室内環境を保ち続けます。和洋問わないナチュラルな質感も魅力的です。

呼吸する壁 エコカラット
エコカラットは健康に害のあるホルムアルデヒド、VOC、環境ホルモンゼロの自然素材です。また室内から揮発している化学物質を吸着除去します。多湿になると湿気を吸い、乾燥すると放湿する優れた呼吸性能を持ち、室内の湿度を快適に保ち、結露や乾燥を防ぎます。その能力は、珪藻土や木材の4〜5倍程度といわれています。また健康機能だけでなくインテリア性にも優れています。

オーガニックコットンカーテン
アメリカテキサス州で収穫されたオーガニックコットンを使用。 薬剤をかけていない種を使って、有機農法により化学肥料を使用せず、また殺虫剤、除草剤、落葉剤などの農薬を用いず栽培した有機栽培綿を使用しています。 後加工はスチーム(水蒸気)加工を施し、薬剤は使用しません。アレルギーのかたにも安心していただけます。 人にやさしいカーテンです。

エコペイント
水に樹脂の微粒子を分散・混合させたポリ酢酸−エチレン共重合エマルジョン(EVA)を採用。有害な重金属を含まない、人にやさしい壁紙の上から塗れるエコペイントです。 基本色200色の他、ご要望の色をつくることが可能です。 (用途は、建物内部の塗り替え・新設に。屋内壁・塩ビクロス・モルタル・コンクリート・屋内木部など。)

未晒し蜜ロウワックス
人が吸い込む空気の約66%が床付近から運ばれる空気です。健康を守るために床に使うワックスは、安全性の高いものをお薦めします。
未晒し蜜ロウワックスは、国産蜜ロウ(無漂白)とエゴマ(無農薬)だけで作った天然ワックスですのでとても安全です。一回塗りで仕上がり施工性が良く、また木目が美しく自然な艶を与えます。
そして、蜜ロウワックスを使うことにより、木の表面に皮膜を作り防水・防腐に優れたワックス効果を発揮します。
最近では、工務店様と施主様が一緒に施工されるケースも増えてきました。
施工例はこちらから

健康家具
家具になってからも木は呼吸しています。
その調湿機能を最大限に引き出すために塗料には化学物質を含まない植物油ベースのものを使っています。 木が呼吸しているので、湿気による結露をおさえ、アレルギーや喘息などの原因であるカビ、ダニも発生しにくくなります。

天然無垢フローリング
住宅の床は素足で歩くことが多いためその質感が実感できる場所です。
無垢フローリングには、踏み心地の良い適度な弾力性、風合いのよさと香り、保湿効果などの特長があります。また、永く使い込むほどに味わいが増し、汚れや傷に対しても、表面の部分補修で対応できます。 湿度の変化で床が反ったり、隙間があくなどのトラブルはあらかじめ十分に乾燥した材を使うことで少なくできます。そして塗装に関しては、塗膜の厚いものや金属塗装仕上げは調湿効果が低下しますので注意が必要です。

コルクタイル
コルクはワインなどの飲料の栓に使われているように毒性がない上に、弾力性・断熱性・調湿効果に優れています。
また微細な気泡が含まれ、クッション性があり歩行性のよい室内環境を実現します。万一転倒しても身体に伝わる衝撃をやさしく和らげます。フローリングタイプ、壁用コルクシート、浴室用タイルと様々あり、多彩な用途に対応できます。 製造過程においてVOCを発生する溶剤を用いず、人の健康に配慮したエコ商品です。

自然畳
人と環境に配慮した自然畳。畳の芯材には昔から使われている何も加工を施していない藁床を使用しています。
防カビ、防ダニ等の加工の藁材は使用せず、1年間寝かせた筑後産の藁で残留農薬試験済みの藁を使用しています。畳表は染料を含まない泥染め処理のもので、危険なマラカイトグリーン(青色)は使用していません。いぐさは自然素材。日に焼けて飴色になるのが畳の持つ本来の美しさです。従来の畳の他に新しい感覚の組畳なども様々あり、色の組み合わせをコーディネートできます。

環境フェアに出展しました

「上越市環境フェア2005」が6/26(日)に上越市市民プラザにて開催されました。
私共は1Fエコ商品展示コーナー(エコネット上越ブース内)に出展させていただきました。

今回はエコデザインスタイルの家づくりのご提案と、自然素材及びエコ素材を体感していただくブースを設けました。
エコデザインスタイルでは、自然素材をふんだんに取り入れながら、上質な暮らし(コストアップではありません)と心地良い暮らしをご提案していきます。

最近は健康や環境を重視したライフスタイルを持つ新しい消費者層が生まれてきました。
このようなローハスな人達に私共のサービスをご提供できたらと考えています。

ローハスとは健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルで米国で注目されてきました。環境に配慮した生活を無理なくお洒落に取り入れるスタイルです。ローハスのカテゴリーにも色々ありますが、エコハウス・リフォームという視点から注目しています。
*アメリカの雑誌、ローハスジャーナルよりローハスな生活者イメージを抜粋して掲載します。

LOHASコンシューマー・イメージ
□環境にやさしいライフスタイルを心がけている
(例:価格よりも性能、環境配慮、デザイン性が判断ポイント)
□持続可能な経済の実現を願っている
□予防医学・代替医療を心がけ、なるべく薬に頼らない
□ヘルシーな食品やナチュラルな製品を愛用している
(例:有機野菜、添加物の少ないもの、自然系洗剤等)

当日ブースでもエコ素材を真剣にご覧いただいたのは子育て世代の女性が多かったようでした。
スタッフ一同、とても嬉しく感じました。

エコデザインスタイルはローハスな視点で、さらに女性ならではの生活者の発想&プロのご提案をさせていただきたいと思います。

当日、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

エコインテリア講座の様子


市民プラザ環境情報センター森の教室で”エコインテリア講座”を行いました。
講座の前半は、シックハウス症候群と化学物質過敏症の原因と症状について、又化学物質が人体に与える影響についての説明をしました。
様々な化学物質により室内空気が汚染されている場合、その化学物質はそこで生活している人の体内に蓄積されます。(世代間で濃縮されるため、母親の体内に蓄積された化学物質は子供に受け継がれます。)その物質がある限界値を超えた時に突然様々な症状を引き起こします。それらの症状を総称してシックハウス症候群と呼んでいます。日々の生活では気づかないほど微量な化学物質に継続的にさらされ発症しますが、高齢者や子供など免疫力の落ちている人は特に敏感に反応します。
住まいの中の有害化学物質が揮発している建材、また見過ごしがちな日用品などの危険性について説明しました。 そしてエコインテリアの提案。具体例の話をしながら、実際にエコインテリア素材を手に取り体感していただきました。皆さんとても関心が高く、色々とご質問を受けました。
体にやさしいエコインテリアによる心地よい空間の話をしましたので、色の効果をインテリアに取り入れるためにカラーヒーリングのお話もさせていただきました。
そして後半はトルエン、キシレンなどを含まないエコペイントを使いインテリア小物入れのペイントに挑戦していただきました。皆さんとてもカラーセンスが良く、色の組み合わせ方に個性が出ていて素晴らしかったです。

エコインテリア商品の素材サンプルを手にして体感していただきました。  
  英国F&B社とデザイナーズギルドペイントを使用しました。

【おすすめ環境サイト】